https://menta.work/user/35150
↑です。インフラエンジニアないしSREとしてAWSを中心としたサポートに加えて、キャリア相談、エンジニアとしては珍しいライフプランの相談にも対応します。
執筆時点で4人のメンティーと単発でメンター契約しました。
ここでは実際やってみてどうだったかみたいなところを整理していきたいと思います。
はじめた目的
- 入口としては副業の物販に加えてエンジニアらしい収入の柱を新しく立てないなと
- 人によっては技術同人誌書いたり、Udemyなどの動画コンテンツ作ったり、Vだったりと色々聞く
- インフラエンジニアの副業案件はなかなか無いイメージ(実際少ない)
- 誰かの相談に乗ってみたい気持ちがあった
- このブログでも最後にちらっと相談したい方は連絡をとか言いつつもなかなか来ない現実
- 自分も初学者のフェーズで挫折した部分もありメンターがいれば違っていたかなと思う部分がある
- これまでのキャリアで直属の後輩がいた経験がなく、初学者のフォローという経験に興味があった
- 実際どれくらいできるのか試してみたさがあった
今まで自分がどんな人にメンターを受けたか
- 人生設計周り https://cfkanto.com/ の運営者の方
- エンジニアキャリア(時系列不同)
- メンターというよりかは情報収集レベル
- ギークハウスコミュニティー
- エンジニア系勉強会
- 各種企業とのカジュアル面談
- Podcast
メンター・相談・雑談・1on1の区別は曖昧な気がする
MENTAの仕組み
教えたい人と教える人をマッチングするプラットフォーム。手数料はおよそ20%です。(大きい金額になると緩やかになる)
スコアや契約数が誰からも見える状態になってます。
特にはじめたばかりのメンターは、実績作りとして費用を抑えめにして何人かと契約しレビュー等と頂きながら実績を作っていくとスコアが上がったりして、キーワード検索したときに上位に上がったりします。
検索上位に上がると良いかというとメンティー側の行動としては後述するのですが、絶妙なところです。
実際の契約までの流れ
メンターはプランと言う形で何をできるかを作成し、契約依頼を待つやり方が1つです。
メンティーは「メンターを探す」から、条件を検索し目的に合いそうなメンターを探します。
分からないことが言語化できる、中級者ないしぎりぎり脱初心者くらいの層じゃないと厳しそう。
もう1つはメンティー側が解決したいことを提起する「メンターを募集する」です。
いわゆる知恵袋方式です。
メンターは募集の中から解決できそうな内容があれば提案するといった感じです。
初心者のメンティーはとりあえず「メンターを募集する」を使う方が多いと思います。
逆に初心者のメンターもここで積極的に提案するという営業をしないと契約まで至らないと思います。
契約したケース
- WordPressのローカルからレンタルサーバへの移行
- CloudFront+S3(フロントAngular)→ALB→EC2(バックエンドSpringBoot)のSSL化
- キャリア相談(テクサポSESからどう案件を変えステップアップするか)
- RailsをECSへデプロイ+外部アクセス
メンター募集の傾向や層とか
Web系が6割、Web系に関するインフラ面が1割、Wordpressが1割、Python周りが1割、その他1割といった感じ?適当
その他の中には、プログラミング系以外の、キャリア相談やデザイナーとかライターとかもあります。
経験年数感:未経験や独学が3割やスクール卒業4割、若手層が1割、ミドル層が1割、その他1割
月額or単発 半々くらい。月額系は未経験が多い。たまに壁打ち役とか
ここでもインフラエンジニアの出番は少ない。Webアプリのデプロイとかの単発が多い。考えてみればそう。
メリット・デメリットと所感
- 自然とプライベートな時間を使って技術に触れることができる
- なかなか自分は触らないので、こういう強いられる要素があると良い気がする
- 分かっていたつもりの技術の知識を深めることができる
- 逆にわからないとスマートに解決できず時間を割いて調べることになるので厳しい
- 会社で使っている構成なので行けると思っていたら改めて触るとだめだったり…
- 慣れとスキル不足により結構リソースを割く必要がある
- 仕事で詰まってることをふとした時(シャワーや寝る前)に考えていた時間が、メンターの解決に差し替わる感
- メンティーからの通知が気になる。すぐにレスポンスしたくなりリソースが割かれる。
- メンタースキルが問われる
- 何が分かっていて何が分かっていないかの整理、フォロー
- 問題を小さく区切って解決していく
- 問題を解決する。ではなくて解決するための気付き・フォローに徹する。。。
- メンティーの「メンター募集」の粒度が粗い問題
- 契約前に何をやろうとしていて何で詰まっているか、どこまでできているかを確認しないと、契約後不幸になる
- 幸い踏まなかったけど、怪しい匂いがする募集はあった。(ex:コンテナのデプロイしたい→深堀り→centos6系のdocker imageをデプロイしたい)解決までを保証しないに重みを置かないでできるようになってくると思うが…
- そもそもどこで詰まっているかを言語化するところからなケースも多い(分かってればある意味自分で解決できる)
- それなりに売上を立てるにはそれなりの経験、スキルが必要になってくる
- 単発1時間の通話+1週間のフォローだけでも、スマートに解決できないと時間を食う
- 5人契約したら1000円→1500円にしようかと思っていたが、苦戦している部分もあると踏み切りにくい
- キャリア相談は正直楽だったりする(経験の切り売りなので)参考資料は調べたりする
- 自分自身学びになる部分はあるので時給考えず趣味レベルでゆるくやるのがうまくいきそう
- 未経験からWebで転職や副業を求める・フォローするメンティー・メンターが多い
- プログラミングスクールの代わり、もしくはその後転職ないし副業するまでの隙間需要
- 上記層が多いので雰囲気に胡散臭さがある
- 運営のポリシーとしては「絶対X万円稼げる状態にします」とかのダイレクトな表現はNGにしている
- とはいえランサーズと協業しているので自然と「稼げる形or案件取れる状態に」みたいな雰囲気がある
終わりに
結構リソースを割く必要があるし、メンタースキル(技術スキル含)の無さを認識したのでなかなか厳しいなというのが率直な感想です。
とはいえ学びになる面もあったり、慣れで解決する部分があるので、自分でペースをコントロールしながらもう少し続けてみようかなと思っています。(個人事業主としてはエンジニア的な売上があったほうが何かと都合がいいという大人な事情もある)
プライベートの時間も限られている部分ではあるので、読書だったり、個人学習・趣味の技術などに時間を投入したほうがいいかなと思う面もあるし、最近は親から買った団地のリノベ・DIYなんかも週末とかにやろうとしている部分もあり、これ以上ロールというか風呂敷広げると手に負えない感じが(既に)あるような気もしています。。
そんなところで(?)よかったらMENTAでの相談お待ちしております!