記憶が薄れる前にコロナをふりかえる

前置き

2024年度冬、マスクする人が減り、インフルエンザが流行
年末には逃げ恥の再放送でコロナを描いたものを見たり、もうちょっと前には新プロジェクトXでコロナ初期段階の医療現場の特集を見ました。
自分自身コロナを過去のものと扱っていることを認識し、忘れる前に文字に起こしておきたいなと思い書く次第です。色んな人の目線があると思いますが、自分はどうだったかみたいな面から書けたらと思います。

2020年リモートワークの普及と2024年頃のオフィス回帰

自分の場合は、2021年1月に現職に入社してからリモートワーク開始。現在も月2回出社程度でリモートワークを継続しています。

コロナが始まった2020年はSESの会社に所属しており、豊洲の硬めのAWS案件に参画していました。
初っ端の緊急事態宣言のときだけ1週間程、自習学習と言う名のリモートワークになり、それ以降は時差勤務となりました。

コロナ序盤はSESの現場も人を動かすというより現状維持のほうが強くあり、よっぽどのことがない限り案件変更しないほうがいいと言う雰囲気でした。
案件を変えることでステップアップすることが売りだったので、メリットを享受できず、運良くAWS案件までステップアップしたもののリモートワークにもならず、一か八か転職活動するかーとなり、現職に拾ってもらった次第です。

細かい転職話は以下の記事に書いてあります。未だに検索流入がそこそこあり読まれています。
(この記事よりもふりかえり編のほうがイイハナシなんですが…)

俗に言う退職エントリ(2020/12/17付で退職) 2年弱SES企業のメイプルシステムズの"仕組み"に乗っかりキャリアアップし、理想の形で転職を遂げました。 (メイプルシステムズはキャリアアップと合わせて離職を推奨している会社です)

コロナワクチンも1発目は職域接種で社の力が試されたり、ファイザーとモデルナどっちが効果ある、副作用辛いとかありましたよね。。。
接種証明書アプリも終わってしまいました。

そういえばIT系はリモートワークができるぞということで、エンジニア志望者向けのスクールが乱立しましたね。今は職業訓練として使えるようになって質はともかく求職者の出費はそこそこ抑えられる形になったかと思います。あとは純粋にIT甘くないとか、未経験採用控えとか色々ありますが…

インターネット人口が増えた

最近はAI話がトレンドですが、おこもり需要がありTwitterや動画系サブスク、動画、ショート動画等々利用する人が一気に増えたはずです。
SNSは無法地帯のような状態になり、つい「昔のインターネットは良かった」みたいなことを言いたくなってしまいます。

ブログ執筆時はフジテレビ問題とか、少し前は兵庫県知事とかがSNSが事実なのかマスコミが流す情報がどうのとかで荒れてますね。

趣味嗜好としてのインターネットの側面も去ることながら、リモートワークしかり、オンライン会議ツールが一気に成熟しました。
社内SE時代国内製のインターネットのミーティングツールの導入をやりましたが、画質は良いとは言えず、調子が良ければ会話できるという感じで、対海外は本当にだめなときはだめ。
しまいには専用線の社内ネットワークありきTV会議ツールがあとから導入され、国内はそっちが主流になっていました。(2018年あたりの話です)

海外のZoomやGoogle Meet、ちょっと遅れてMicrosoft Teams(通話)が一気に主流になりました。

一時期はオンラインオフィスツールも盛り上がっていましたが、現職も一時期試したものの、定着せず、ハイブリッドワークになれば余計に要らなくなるという感じでした。

以下の記事にもあるのですが、IPv6の導入が前倒しで進んだのもコロナの影響です。

一部インフラエンジニアの家にはラックマウントサーバーがあったり、業務用ルータがあったりラック設置や回線冗長化までしてる強者がいる。自分はそ...

日本のIPv6は若干特殊で、NTTが提供するIPv4 over IPv6するためのDS-Lite方式とMAP-E方式があって…..
(KDDI系も名称は不明だがIPv4 over IPv6しているっぽい)
ともかく通信事業者の中まではIPv6で通して、宛先がIPv4の場合は通信事業者の網から出るときにIPv4に変換されることで、混雑を減らすという訳です。

ちょうど当時はNTTでDS-Lite方式とMAP-E方式があって、NTT直系のプロバイダぷららとかなら対応し始めて、他のプロバイダが対応予定を出し始めた~みたいな感じだったかと

同棲、事実婚、結婚式

  • 2019年末に同棲開始
  • 2020年末に婚約(事実婚)
  • 2022年下旬に結婚式
  • 2023年に入籍(妻の転職のタイミング)

個人的にコロナ前に同棲開始していたのはかなりでかかったと思います。
今となってはコロナ前に始まったマッチングアプリも普及していますが、不特定多数と接触するなと言う中で新たな出会いを探したり、同棲前のようにデートするみたいなことは大変な時期があったはずです。

自分たちの結婚式についてはこちら

去年に、タイトルの通りな結婚式をしたので書いていきます。各々好きな形で行えば良いと思っており、あくまでも我々はこういう形でやりましたという...

結婚式も予定してた人は延期や中止をしたり、フォトウェディングのみにしたりと振り回されたかと思いますが、うちの場合はそこそこ収まってきて第n派が来ない時期に実施することができ良かったです。
(余談ですが、高専の情報系を出ているとまじで結婚式に呼ばれることが無い。結婚する人も少ないし、自分のように友人枠少なめでやる)

先述の記事には書かなかったですが、唯一医者になった友人がいて、コロナ始まってから連絡取りづらいなーという気持ちがありながら結婚式に招待した記憶が残っています。

親世代の影響と経済活動

個人タクシーやってる父は持病もありそこそこの期間働き控えをしました。
妻の両親は料理屋でしたが廃業し50代でしたがそれぞれ別の仕事に就きました。

国の支援として中小企業や個人事業主を対象に持続化給付金や事業復活支援金が打たれたことはそれなりに有名ですが、水面下では社会福祉協議会が色々手助けをしてくれました。
有事の際の支援である程度の緩衝材にはなったのかと思います。

経済的な面では、東京オリンピックが1年延期&無人開催となり、民泊一発屋が砕け散り、乗り越えたり仕込める体力があった事業者は2024年のインバウンドで取り返したりしたのかなーと勝手に想像しています。

よく言われていた話だと、高級ホテルに泊まっておけばよかった話ですかね。自分はちょっといいホテル程度しか泊まりませんでした。
ダイナミックプライシング(需要と供給)で高級ホテルもかなり安くなっており、泊まりまくった人もいれば1回行っておいて良かったなーなんて声を X で見かけます。
GoToトラベルなんかもありましたね。5000円の宿泊まって、2000円分のクーポン券とか

終わりに

コロナ自体はやっぱり嫌な記憶なんですよね。年末に逃げ恥見たときに、マスクや消毒液不足のくだりとか、みくりさんが里帰り子育てしているのをみて見たくない気持ちが湧いたのを覚えています。

妻も自分もベースはインドア派なので、生活スタイル自体はそこまで大きく変わっていない気がします。たまに旅行して、たまにちょっと遠出して、あとは家でのんびりするかファミレスで軽く作業したりみたいな。

なんだかんだで自分は個人事業に時間を溶かしていった感じはあります。動画系サブスクで色々見たかったなーとか思ったり思わなかったり

ブログって過去の自分との接点なので、後で読むと微妙だなって思うときもあったりしますが、当時こんな事あったよなみたいなことができます。
特にコロナはでかいイベントだったので記憶が残っているうちに公開せずとも自分の記憶を書き残しておくと良いのではないでしょうか。