このタイトルで書くのはこれが最後な気がする。
前回は↓
1人もしくは夫婦2人で車中泊ができるようになると、夜発とかで行動範囲が広がるよねってことでHE12ノートでも車中泊できるようにしようということになりました。
参考にした情報
YouTubeだとこの方のチャンネル
ブログだと
https://ameblo.jp/acoss/entry-12283963622.html
マットは インフレーターマットを選ぶのに50時間かけた結果【情報と考察】
サイズ情報は日産のノート [ NOTE ] コンパクトカー | スペック | 車体寸法
番外編 podcast jamming.fmより ep197:車中泊で行くスーパーカミオカンデ
車中泊で何泊もしながら旅行していてすごい
まとめると
- 窓をどう隠すか
- 換気をどうするか
- リアの段差をどうするか
- 後部座席の段差をどうするか
- マットをどうするか
となります。既製品からDIYで自作まで選択肢は幅広です。
装備を揃える
ラゲッジボード
メルカリで中古品を1万円ほどで買いました(定価は3万)
普段も下にジャッキ、牽引ロープとか、今回買ったサンシェードとか入れておけるので良い。軽自動車乗っていた頃の名残で携行缶もあるけど、満タン給油で渡航距離900kmなので出番は無い
中古車に付いてるのが少ないのを見ると、業者がくすねている or 下取り前にユーザーが売るのどちらかな気がします
後部座席の足元
手持ちのプラボックスがいい感じだったので、4つ使いました。
天馬 ロックス 440M を4つもしくは、ロックス 440Sとロックス 440Lを2つずつ が高さが合います
※1人分だけなら2つでも良いし、広々寝るなら4つという感じです
440Lなら枕とか、タオルケットとかも入れやすいので、LとSの組み合わせが良いと思います。
シークレットベース ノート 車中泊キット フラットマン 税込 33,264円
こちらが次点の候補でしたが、手持ちのボックスでなんとかなったので見送りました。
スペースは活用しやすそうですが値段はなかなかです
すのこ
4枚でベッドサイズのこんなやつ
これも使わなくなって余っていたので、画像のように後部座席からボックスに橋渡しし、いい感じに土台を作ります。
またラゲッジボード側も若干高さが下がっているので1枚敷くと気持ち勾配がマシになります。
椅子を倒さないと身長160cmだと若干足が当たるか当たらないような長さです。
荷物が多いと、前の椅子倒すと置けなくなるので厳しいです。
窓の目隠し
サイズに合わせてDIYするのが面倒だったので、趣味職人の車種専用品を買いました。楽天でフロント、リアを別々で買うとクーポンが2度使えて少し安い 2.4万
(楽天では趣味職人って店舗とアトマイズというサブ店舗でやっているので、分けて買うと買い回りの倍率が増えたりする。クーポンもタイミングによっては金額が違うっぽい)
既製品は車にしまうときの収まりが良いのも魅力。
フロント ドライブレコーダーと若干干渉するけど、サンバイザー上げれば落ちない
リア ドライブレコーダーとリアライトが若干干渉するが、無理やり挟み込むと落ちないようになる
画像が暗くてよくわからないほどに、日中でもわずかに光は入るけど眩しくないレベルです。
インフレーターマット
【公式】VENTLAX ヴェントラクス INFLATABLE MAT インフレータブルマット 8cm 自動拡張 キャンプ 車中泊
展開サイズ:約190cm × 63cm × 8cm
フォームサイズ:約180cm × 58cm × 8cm
収納サイズ:約60cm × 20cm × 20cm ・重量 約2.5kg
6,980円を2つ
厚さは8cmが底付き感がなくて良いらしく。ノートの幅的に60cm * 2じゃないと厳しい。
長さはどうでもいい。枕はいらない。で検索すると自ずとこれになりました。※50cmの幅のマットはほとんど無いです。
使ってるときの画像を撮り忘れましたが、インフレータブルなので自動で膨らみ、ちょい空気を口で足すと更に良い感じ。収納時のサイズはそれなりに存在感ありますが、畳むのも思ったよりは楽でした。
車中泊以外にも来客用のマットレスとしても使えます。
ノートのリア周辺は実は120cmの幅がなく100cmほどで、マットを押し込んで若干折れる形にする必要がありますが、これは問題なく使えました。
換気と温めどうする問題
換気はまだ用意していません。頻度的に窓に隙間開ければいいかなとか思ってたり。
この時期は温めればどうにかなるので、夏の登山で車中泊するときに再検討します。
温めは、親が買ったポータブル電源があったのでそれを拝借し、電気毛布を使えば冬場でも行けそうでした。
HE12ノートは普段でもエンジン暖まるまで暖房が効かないので、シートヒーターがない場合は電気毛布があると違います。本当は12Vのやつなら普段はポータブル電源通さなくても良いので便利な気はする。
あとはキャンプで使っている寝袋があるので、掛ける方はこれを使います。
霧ヶ峰高原行く際に夜発で車中泊してみた
このときに夜発で前入りしてました。
ETCの深夜割引は近々条件が変わってしまいますが、夜の高速道路は車が少なくて快適です。
駐車場についたら、以下のような手順で準備します。
- ドライブレコーダーの駐車監視をOK長押しでOFFにする
- 椅子を前に。妻は助手席で待機(外は寒いので出ない)
- サンシェードを窓に貼る
- ボックスから枕とタオルケットを出しておく
- 荷物を前にしつつ、すのこを展開
- マットを片方展開、妻移動
- 更に荷物を前に出し、もう片方のマットを展開
- 就寝
登山バックも持っていった回だったので、寒い外に出ず、狭い車内で荷物の取り回しに手こずりましたが、準備することはできました。
多分15分くらいはかかった気がします。荷物の量、寒くなく外に出れるかどうかでもう少し短縮できるかとは思います。
睡眠性はそれなりに快適でした。
- サンシェード
- 日が入らないので太陽で目が覚めることはない
- 断熱性もそれなりに上がり、外気温が5℃前後な気がしましたが、電気毛布の調整で寒くなかったです。これは布団でもカバーできます。
- マット
- 底付き感がないので腰が痛くなるみたいなことはなかったです。多少の段差はマットが慣らしてくれるのでかなりありがたい
- 2人いると寝返りは打てないので普段の布団レベルとまでは行かないです。
(1人でも60cmの切れ目が真ん中に来るので、繋げられるとはいえど真ん中に寝る気にはなりません) - もともと若干の傾斜が残っているのに加え、車を置くところの角度もあってか少しずつ下に体が落ちていくと妻は言っていました
- その他
- 換気的にも窓は若干開けた方が良いトレードオフで、外の音はダイレクトに入ってきます。今後耳栓を使うか悩ましいところ
- 若干の隙間から窓は結露します。車中泊後移動する場合はタオルで拭く必要があります。移動しない場合も水痕が残るので乾いた後でも良いので拭いた方が良いです。
2人でもそれなりの睡眠ができることが分かったので、夜発や1泊分くらいは車中泊で出かけることが増えそうです。
登山の駐車場は場所や時期によっては朝方に埋まりがちなので、駐車場のルール次第ですが夜に前入りしてしまうのも有効手として使えそうです。富士登山御殿場ルートも車中泊で日中登山やろうかな